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令和二年1月21日、22日 農政環境常任委員会 管内調査2020年01月22日

東播淡路地区での農政環境常任委員会管内調査がスタート。

最初は加東市の全国で唯一の酒米単独研究所「酒米研究交流館」を視察。

昨年、兵庫県立農林水産技術総合センター酒米試験地に、今回の施設「酒米研究交流館」が竣工しました。

この施設は全国の公設試で唯一酒米の単独研究施設です。

①酒米の醸造適性に関する酒造メーカーとの共同研究拠点

②兵庫県が誇る日本一の酒米の生産性向上(品質向上)のための研修拠点

③県産酒米の需要拡大のための広報拠点としての活用。

 

スマートフォンで写真撮影するだけで稲刈りの最適期を確認できるアプリ「グレインズ カム」。

午後からは加古川和牛の繁殖。肥育一貫経営農家の㈱内田牧場を視察。

厳しい審査を受け神戸ビーフに選ばれた牛肉のみに”神戸肉之証” が与えられます。

見事な霜降りと旨味絶品で生産者の評価は非常に高い。

 

また、北播磨県民局、東播磨県民局にて管内状況に関して質疑応答等で1日目の活動は終えました。

 

二日目の管内調査の淡路地区では「育波浦漁業組合」「淡路農業技術センター」「吉備国際大学農学部ジビエ加工処理施設」の現地視察と淡路県民局、淡路島の地域特性で資源の農業、畜産、水産が地域創生の礎になる為には課題もある分、大きな可能性が有る事が実感できた有意義な調査視察でした。

育波浦漁業組合 製氷・貯水施設

(国の補助事業(漁業経営構造改善事業)により施設更新)

平成30年3月に製氷・貯水施設が完成しました。

製氷施設はちりめん漁には重要です。

 

 

 

淡路農業技術センター

淡路農業技術センターは園芸作物では淡路地域、酪農では兵庫県全域を対象に、新鮮で高品質な農畜産物を安定的
に供給できる生産性の高い農業および畜産経営を確立する先進的・体系的技術の開発に取り組んでいます。

また、関係機関と連携を密にして現地の技術指導を行っています。

 

乳牛の妊娠を肛門から直診し確認。

 

爪の剪定は大事、牛はバランスを崩すと体調が変わります。

ドローンで育成を確認し収穫の時期をAIで判断。

 

 

ジビエ加工処理施設

(シビエとは狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣)

獣害対策で捕獲したイノシシやシカの肉を活用するための、食肉処理加工施設が、吉備国際大学南あわじ志知キャンパス(兵庫県南あわじ市)にあり、農学部の学生が狩猟しジビエ加工処理を学んでします。

淡路島は名高い美味しい食材(オリーブやレモンだけでなく淡路島ブランドとして有名な玉葱、ブランド牛として知られる淡路牛、魚介類では淡路島3年とらふぐ、鱧、鯛、タコ、イカナゴ、シラスなど)に溢れ食料自給率100%の素晴らしい自然資産の宝島です。

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