【実の目】二級水系の本流「市川」の視察2025年11月05日
姫路市内の各地を移動中、目についた二級河川・市川に立ち寄りました。

流域においては、雑草の繁茂や土砂の堆積、不法投棄など、地域の皆さまから多くのご指摘をいただいている箇所が数多く存在します。


実際に現場に立ち、歩いて確認したところ、想像以上に環境の悪化が進んでおり、治水・防災・景観のいずれの観点からも早急な対策が求められることを再認識しました。

近年の気象変動による豪雨の激甚化に加え、河川管理の予算の不足など課題は山積しています。
しかしながら、だからこそ今こそ、現場の実態に即した改善策を練り上げ、実行に移していくことが必要です。
机上の議論だけでは見えてこない課題が現地には確かにあります。

行政は住民の安全や生活環境の維持を目的として最低限の草刈りを行いますが、すべての場所の雑草を完璧に管理することは、法的な制約やリソース不足により困難な状況です。
しかし、今回の視察を通じ雑草や土砂の除去などの環境整備の早期実施、流域全体を見据えた中長期的な河川管理計画の再構築といった具体的な改善方針を今後検討してまいります。
課題は決して一朝一夕に解決できるものではありません。
しかし、現場を知り、課題を共有し、一つひとつ前に進めていくことが政治の責務であると考えます。
これからも「現場力」「実行力」「責任ある行動」を発揮し、地域の安全・安心と美しい河川環境の再生に本気でヤル気で取り組んでまいります。




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